01

今回変わったのは「安全を守る表示以外」の取締り運用

被災地へ食品を円滑に届けるため、食品の安全性に関する情報伝達へ十分な配慮があり、消費者を誤認させる表示がない場合は、義務表示事項のすべてが個包装にそろっていなくても、当分の間は取締りを行わなくて差し支えないとされました。対象は、災害救助法の適用地域で不特定または多数の人へ無償で渡す食品と、販売される食品です。

これは、表示のない食品を全国で自由に販売できるという変更ではありません。悪質な違反の取締りも続きます。適用地域と期間が限定された災害対応であり、7月29日時点で終了日は示されていません。今後の終了通知や対象地域の更新は、厚生労働省などの公式発表で確認してください。

  • 目的:被災地への食料供給を滞らせないこと
  • 対象:災害救助法が適用された被災地で譲渡・販売される食品
  • 期間:当分の間。終了日は7月29日時点で未公表
  • 誤認させる表示や悪質な違反は引き続き取締り対象
02

確認1|アレルギー表示と消費期限は個包装を見る

アレルギー表示と消費期限は健康被害を防ぐため、弾力的運用の後も個々の容器包装へ表示する必要があります。食品を受け取ったら、外箱だけでなく、実際に食べる個包装でこの2項目を確認します。

食物アレルギーがある方は、表示が読めない、包装が破れている、内容が分からない場合に自己判断で食べず、配付スタッフや販売者へ確認してください。代替の食品があるか、調理器具や配付方法で混ざる可能性がないかも、必要に応じて尋ねます。

  • 個包装にアレルギー表示があるか
  • 個包装に消費期限があるか
  • 文字が消えていないか、包装が破れていないか
  • 分からなければ食べる前に配付スタッフへ確認
03

確認2|他の表示は外箱・同封紙・近くの掲示を探す

通知のQ&Aでは、個包装にない他の義務表示事項についても、表示事項を書いた紙を外箱へ貼る、食品の個数分の紙を箱へ入れる、食品に近いPOPや掲示で伝えることが望ましいとされています。原材料名、製造者、保存方法などを確認したいときは、個包装だけで判断せず、配付場所の周囲も確認します。

掲示が見つからない、複数の食品のどれを指すか分からない場合は、「この食品の原材料と保存方法を確認したいです」と短く尋ねます。表示に関する一般的な相談は、各都道府県の窓口や消費者庁の受付窓口でも案内されています。

  • 食品が入っていた外箱の表示
  • 箱に同封された表示事項の紙
  • 食品の近くにあるPOP・掲示
  • 配付スタッフや販売者からの説明
04

確認3|期限だけでなく、保管状態と配付時刻を見る

消費期限と賞味期限は、未開封で、表示された保存方法を守った場合の期限です。停電や冷蔵設備の不足などで適切な保管が難しいときは、期限内という表示だけで安全を決めないでください。

厚生労働省は、避難所で出された食事は保管せず、できるだけ早く食べ、時間が経ち過ぎたら捨てるよう案内しています。受け取った時刻を確認し、開封後や食べ残しを次の食事まで取っておかないことが基本です。においや見た目だけで安全とは判断できません。

  • 冷蔵・冷凍が必要な食品の保管状態を確認
  • 受け取った時刻を確認し、早めに食べる
  • 開封後の食品や食べ残しを保管しない
  • 時間が経ち過ぎた食品は無理に食べない
05

表示が分からないときの伝え方

まず、避難所や配付場所のスタッフへ、食品そのものを見せながら確認します。「アレルギーがあるので、個包装の表示と原材料を確認したいです」「この食品の消費期限と、いつ配られたものかを知りたいです」のように、確認したい項目を一つずつ伝えます。

表示の相談や違反が疑われる情報は、都道府県の食品表示窓口または消費者庁の受付窓口へ連絡できます。食後に体調が悪くなった場合は、表示の問い合わせより先に、避難所スタッフや医療救護所へ伝えてください。この記事は個別の食品の安全性や、食べてよいかどうかを判定するものではありません。

  • 食品と包装を捨てずにスタッフへ見せる
  • アレルギー、消費期限、原材料、保存方法を一項目ずつ確認
  • 表示の相談は都道府県窓口・消費者庁へ
  • 体調不良は先に避難所スタッフ・医療救護所へ
FREE TOOL / NO DATA SAVED

この記事の相談メモを作る

分かる項目だけ選び、期限や補足を書いてください。入力内容はこのページ内だけで処理し、サーバーへ送信・保存しません。

確認できた項目
相談日をカレンダーに登録

日付と任意の時刻を選び、端末のカレンダーで開ける予定ファイルを作ります。

予定名には相談分野が表示されます。共有端末では、カレンダーの公開範囲に注意してください。通知の有無は端末側の設定によります。
窓口で見せる・読むメモ
【相談メモ|くらしコネクト】
参考にしたガイド:熊本地震で食品表示を一部弾力化|アレルギー表示と消費期限は個包装で確認
相談分野:災害・食品安全

窓口で最初に伝えたいこと:
避難所で受け取った食品について、アレルギー表示、消費期限、原材料の情報を確認したいです

確認項目:
[未確認] 目的:被災地への食料供給を滞らせないこと
[未確認] 対象:災害救助法が適用された被災地で譲渡・販売される食品
[未確認] 期間:当分の間。終了日は7月29日時点で未公表
[未確認] 誤認させる表示や悪質な違反は引き続き取締り対象

期限・気になる日付:未記入
相談予定:未設定
補足:
未記入

※うまく説明できないため、このメモを見ながら相談したいです。

HOW WE CHECK

この記事の確認方法

公的機関が公開する一次情報を優先して、制度名、日付、連絡先、利用時の注意点を確認しています。記事は相談準備を助けるもので、制度の対象可否や医療・法律上の判断は行いません。

運営者情報・編集体制を見る →
SOURCES

確認した公的情報

制度の対象条件、受付時間、連絡方法は変更されることがあります。最新情報はリンク先で確認してください。

令和8年熊本地震を受けた食品表示基準の運用(厚生労働省)食品表示基準の弾力的運用に関する通知・Q&A(厚生労働省・消費者庁・農林水産省)災害時の食中毒予防(厚生労働省)食品表示法の相談・被疑情報の受付窓口(消費者庁)